パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故12−形成外科にて

事故の翌々日、同じ総合病院の形成外科を受診した。 こちらも初診となるので、一旦総合受付で、手続きをした。 そして、形成外科の受付で待つ事とした。 実は前日、予約センターに電話して予約を取ろうとしたが、一杯だった。 またしても予約外なので、待ち時間が長い。

 

と、覚悟をしたが、思ったより早く呼ばれた。

 

診察室に入ると、医師は長身で細身の女性だった。 飾りっ気のない、清楚な印象である。 

 

救急外来のカルテを見て傷の様子を分かっていたのだろう、彼女は額のテープを剥がし、綿棒に付けた殺菌剤を傷に塗布した。 続いてゲンタマイシン軟膏を塗り、大き目のバンドエイドで覆った。 左手の甲の擦り傷も、同様に処置してくれた。

 

これで、完了である。 傷に特別な痛みはなかった。

 

   「お薬を出しておきますから、同じようにして下さいね。 絆創膏は、ご自分で薬局で買って下さい。」

 

   「では、一週間後に、抜糸しましょう。 ご都合の良い日は・・」

 

と、予約した。 整形外科の再診日と同じ日にし、受診時刻を30分程遅くしてくれた。 そして会計を済ませて、終了となった。

 

院外薬局にて処方薬を受け取ると、

 

   ? ザルコニン液 0.025%

?       ゲンタシン軟膏 0.1% (商品名:ゲンタシン、一般名:ゲンタマイシン)

 

であった。

 

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二日がかりになってしまったが、以上で今回の転倒事故に基づく、総合病院の各科の受診を一通り終えた事になる。

 

思えば直接医療に携わるスタッフは勿論であるが、それ以外のスタッフも、皆、素晴らしい人たちであった。 私のために医師をさがしてきてくれたKM看護師といい、前日の手続きをした私たちを覚えていてくれた総合受付の女性といい、ハンディーのある人への配慮を忘れない駐車場の係員といい、皆、仕事に徹したプロだ。