パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故7−帰宅

漸く帰路に着いた。 勿論、夫婦とも救急車で来院したので、帰りの足がない。 しかし、急を聞いて駆け付けてくれた義妹の車に乗って帰る事ができた。 

 

家に着くと、もう午後1時半だ。 つまり、病院に3時間半ほどいた事になる。 帰路の途中で買った弁当で昼食を済ませたら、漸く落ち着いた。

 

妻にとっても、私にとっても長い一日となったが、明日からの療養生活は、もっと長いのであった。

 

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さて、妻の仕事はこれで終わりでない。 会社に行って、労災関係の書類を貰って、後日総合病院に届けなければならない。 そこで義妹に車で会社まで、送ってもらった。 そう、妻は会社に車で行き、そのまま救急車で病院に直行していたのであった。

 

会社に着いた妻は総務に行き、労災の書類をもらおうとした。 すると、労災には加入していないと言う。 いえ、会社は社員に対してはチャンと掛けているが、私の場合は職位の関係で加入できないそうなのである。

 

仕方が無いので、総合病院宛に「健康保険の3割負担でお願いしたい」旨の書類を作成して貰った。

 

実は、これも後々のトラブルの元となるのである。

 

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家族旅行として予定していた台湾旅行まで1ヶ月あったが、キャンセルする事とした。 旅行社に電話したら、まだキャンセルは無料期間中だった。 従って、申込金は全額返還される。

 

義妹にお詫びの旨を伝えたら、自分たちだけでも行ってくると言う。 それはそれで、楽しみにしているそうだ。 それを聞いて、私も少し心が晴れた。