診察201112-2
「どうですか、(病気の)調子は?」 (I医師)
「余り、よくないんです。」 (私)
と答えて、メモを渡した。 そこには、こう書いておいた。
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前回受診以降の症状の変化
・ 歩行困難(すくみ足や突進歩行)が一層酷くなり、何度か転倒してしまった。 例えば駐車場で車止めに躓いたり、園芸作業中に。 その結果、掌・膝・脛に擦過傷を負う。
・ 構音障害も進み、会社(対話、会議の場)や電話で聞き返される事が増えた。
・ 方向転換時にバランスを失い、自宅内で柱や家具に倒れ込む事も増した。
・ 脱力感が増し、動作が一層緩慢になった。 動こうとして体がすくみ、フリーズする事も。
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少し間を置いて、I医師は
「今回は、お薬をふやしましょう」 (I医師)
と言った。 意外だった・・
勿論、症状の悪化に対しては、投薬治療でADLを改善させるのは、普通である。 しかしこれまでは、診察の最後に処方を述べていたのに、今回は早々である。 想像するに、前回の受診時には、既にI医師は
(次回は、薬を増やさないと、もう無理かなぁ・・)
と思っていたのであろう。
続いて、リハビリの話となった。