横浜中華街―3(飲茶)
勿論、「普通の」チャーシューも絶品である。 八角の香りが豚肉の獣臭を消してなお、余りある美味しさを醸し出している。
皆が
「もう食べられない! 満足、満足!!!」 (全員)
となった所で会計(8,800円)を済ませ、H婦人は「うさFesta2011」の会場に戻った。 そろそろコンペの時間らしい。 Hと私は、悟空茶屋で飲茶をする事とした。
――――――――――――――――――――――――――――
茶屋に行く途中でHはある店に寄り、アヒルのチャーシューやら腸詰やらを買い込んだ。 注文すると見ている前で、中華包丁で切り分けて行くので、私はその様子に暫し見入ってしまった。 その一部は、私へのお土産らしい。
5分程歩くと、見慣れた茶屋に着いた。 前回も飲茶をした、目的の「悟空茶屋」である。
店に入り、カウンターの店員に、
「2人」 (H)
と、Hが指を2本立てた。 店員の
「ただいま満席となっておりますので、2階の椅子でお待ち下さい。」 (店員)
と言う案内で、2階へ上がり、腰掛けて待った。 程なく空席が出来たので着席し、お茶を楽しみながら、色々な話をした。
特にHが持参したiPadで、色々な事を紹介してくれた。 彼の次男の位置が、次男の持つiPhoneにより分かると言う・・ 実際、画面の地図上に、マークがあった!
「これじゃあ、浮気もできないね?」 (私)
とは言ってみたものの、真面目なHは無反応であった。
彼はこのiPadで、米国有名教授の講義を聴いていると言う。 実際、大学のリストから教授のリスト、講義のリストへと移り、講義の様子を見せてくれた。
学問に国境はないが、居ながらにして講義を聴講できる時代である。
英語さえ、分かれば・・
――――――――――――――――――――――――
帰路、疲労のため、多少歩行に難はあったものの、概して楽しめた一日となった。 旧友に安着と感謝のメールを送信した。