整形外科の受診―12(リハビリ3)
で、その計画書の内容であるが、以下の通りである。 (記入のある項目のみ)
1.表題
・ 患者側の情報(氏名、性別、生年月日、年齢)
・ 医療側の情報(主治医名、理学療法士名、看護士名)
2.心身機能・排泄
・ 不随意運動、協調運動障害(突進現象)
・ 音声・発話障害(構音障害)
・ 基本動作(立位保持=手放し、平行棒内歩行=独立、訓練室内歩行=独立)
3.活動
・ 屋外歩行、階段昇降、廊下歩行=自立
・ 車椅子・ベッド間移動、椅子座位保持、ベッド起き上がり=自立
・ 食事、排尿(昼)、排尿(夜)=自立
・ 整容、更衣、装具・靴の脱着、入浴=自立
・ コミュニケーション=良好
・ 活動度(日中臥床=無)
4.心理
・ 障害の受容=解決への努力期
・ 機能障害改善への固執=普通
5.基本方針
・ 歩行訓練
・ 言語訓練
6.リハビリテーション終了の目安・時期
・ 約1ヶ月後、再評価
7.活動(実行状況)
・ 自宅内歩行=自立、屋外歩行=自立、交通機関利用=自立、車椅子=不要
・ 排泄=自立、食事=箸自立、整容=自立、更衣=自立、入浴=自宅浴槽自立、家事=非実施
・ 書字=自立、コミュニケーション=問題なし
8.具体的アプローチ
? ストレッチ
? 言語訓練
? 歩行訓練
以上の計画書に説明日、本人のサイン、説明者のサインが書かれて完了である。 そして、そのコピーが患者本人に手渡される。 その欄外には、「別表1-3 (リハビリテーション実施計画書及びリハビリテーション総合実施計画書記入上の注意)」とあるので、標準的なフォーマットなのであろう。
リハビリ実施側から見た自分の評価を、これにより知る事ができた。 唯一違っていたのは、家事である。 H士による評価では「非実施」となっているが、実態は「一部実施」である。
そして、受付で2100円を支払った。 通常は1200円なので、900円の加算である。 あの、計画表を書くのに保険適用で900円・・ と言う事は、元値は3000円!?!
よい商売である・・