パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

整形外科の受診―12(リハビリ3)

201111月中旬、週1で整形外科クリニックのリハビリに通い始めて、2ヶ月が過ぎた。 理学療法士H士は、今回は「リハビリテーション総合実施計画書」の説明から始めた。 既述ではあるが、厚生労働省の指導で、毎月これを作成しなければならないらしい。

 

で、その計画書の内容であるが、以下の通りである。 (記入のある項目のみ)

 

1.表題

        ・ 患者側の情報(氏名、性別、生年月日、年齢)

       医療側の情報(主治医名、理学療法士名、看護士名)

 

2.心身機能・排泄

        ・ 不随意運動、協調運動障害(突進現象)

       音声・発話障害(構音障害)

       基本動作(立位保持=手放し、平行棒内歩行=独立、訓練室内歩行=独立)

 

3.活動

        ・ 屋外歩行、階段昇降、廊下歩行=自立

       車椅子・ベッド間移動、椅子座位保持、ベッド起き上がり=自立

       食事、排尿(昼)、排尿(夜)=自立

       整容、更衣、装具・靴の脱着、入浴=自立

       コミュニケーション=良好

       活動度(日中臥床=無)

 

4.心理

        ・ 障害の受容=解決への努力期

        ・ 機能障害改善への固執=普通

 

5.基本方針

        ・ 歩行訓練

        ・ 言語訓練

 

6.リハビリテーション終了の目安・時期

        ・ 約1ヶ月後、再評価

 

7.活動(実行状況)

        ・ 自宅内歩行=自立、屋外歩行=自立、交通機関利用=自立、車椅子=不要

       排泄=自立、食事=箸自立、整容=自立、更衣=自立、入浴=自宅浴槽自立、家事=非実施

       書字=自立、コミュニケーション=問題なし

 

8.具体的アプローチ

        ? ストレッチ

?       言語訓練

?       歩行訓練

 

以上の計画書に説明日、本人のサイン、説明者のサインが書かれて完了である。 そして、そのコピーが患者本人に手渡される。 その欄外には、「別表1-3 (リハビリテーション実施計画書及びリハビリテーション総合実施計画書記入上の注意)」とあるので、標準的なフォーマットなのであろう。

 

リハビリ実施側から見た自分の評価を、これにより知る事ができた。 唯一違っていたのは、家事である。 H士による評価では「非実施」となっているが、実態は「一部実施」である。

 

そして、受付で2100円を支払った。 通常は1200円なので、900円の加算である。 あの、計画表を書くのに保険適用で900円・・ と言う事は、元値は3000円!?!

 

よい商売である・・