青森に紅葉を訪ねる―４（ワ・ラッセ） - パーキンソン症候群　闘病記

三内丸山遺跡を後にしたバスは、青森市内のネブタの家「ワ・ラッセ」へと向かった。　

ここは毎年8月2日〜7日に開催されるネブタ祭りを彩った、歴代のネブタの保管場所である。　なお、「ワ・ラッセ」とは造語であり、「笑う」と「ラッセラー」（ネブタ行進の掛け声）を意味するらしい。

案内に従って二階に上がると、昔のネブタのミニチュアが飾ってあった。　ネブタが勇壮な武者となり、電飾される様になったのは、そう古くはないらしい。　

過去のネブタの名作写真を見ながら中二階へと降りると、そこからネブタを俯瞰できる様になっていた。　

そこで一階に降りて夫々のネブタを間近で見ると、その大きさに圧倒される。

ネブタを観賞し終えた頃は、夕方となっていた。　今夜の宿は浅虫温泉に予約してあるので、道を急いだ。

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浅虫温泉の宿は、10階建てのホテルだ。　フロントに入ると正面全体がガラス張りになっていて、その先に広がる海を一望できる様になっている。　そう言えば、海を見るのも久しぶりだ。

フロントでキーを受け取り、エレベーターで6階の部屋に行くと、部屋からもその海が見えた。　

夕凪に映える島が、美しかった。

（窓ガラスに雨滴が付いたまま、撮影してしまいました。）