待望の(?)診察日
脳神経内科の受付に行き、月替わりなので保険証を提示した。 待つこと20分位であったろうか、結構早めによばれた。 今回は、中待ちなしである。 診察室に入ると、I医師の明るい笑顔が待っていた。 もう、これだけで、パーキンソン病が治ってしまいそうである。
そこで早速、この6週間の病状の変化を記したメモを渡した。 そのメモには、服薬率も書いておいたが、これにはI医師も感心し、
「これがあると、よく分かります」 (I医師)
と、小さな声でニコニコしながら言った。
―――――――――――――――――――――――
そのメモには、次の様な質問も書いておいた。
質問 − 疾病構造について
疾病は純粋なパーキンソン病なのでしょうか? それとも、その亜型なのでしょうか?
黒質緻密部以外にも障害を受けていると推定される、脳内部位はあるのでしょうか?
理由1:パーキンソン病に典型的な四大兆候が、現れていない。
理由2:MIBG検査ではH/M比が、早期像・後期像ともに約3あった。
理由3:画像診断で、(僅かではあるものの)小脳の萎縮を指摘された。
理由4:眼振・指鼻試験等には合格したと思われるが、書字・構音に問題あり。
因みに、田島医師は多系統萎縮症を否定されました。
―――――――――――――――――――――――――――
これを一読したI医師は、
「そうなのよねぇ、この通りなのよねぇ・・」 (I医師)
と言い、次の様に説明してくれた。