パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

新任医師との出会い − キャー、可愛い!!!

 20115月上旬、8週間ぶりの診察日となった。 その総合病院のホームページの脳神経内科・外来担当医表で、予め新任医師の診療曜日と時間とを調べておいた。 その結果、I医師が担当である事が、直ぐに分かった。 そもそも女性医師は二人しかおらず、その内一人は昨年と変わらない常勤のTN医師である。

 

予約時刻の30分ほど前に、病院に到着した。 いつも通りに診察券を受付機械に入れると、予約受付票がプリントアウトされて出て来た。 そこにはT医師の代わりにI医師の名前が印刷されていた。 実際、脳神経内科の受付前に掲げてある担当医表を見ると、T医師の名は、I医師に代わっていたのだった。 

 

T医師は、本当に転勤したんだ・・)

 

と、少し寂しく思えた。

 

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妻と待合室で待っていると、暫くして看護師に中待ちによばれた。 いよいよ・・である。 新任医師との出会い・・ 医師が変わると評価や治療方針が変わるのだろうか? いや、T医師は「引き継ぐ」と言っていた。

 

前の患者が退室し、一旦診察室の扉が閉められた。 程なくよばれて診察室内に入ると、I医師は机に向かって私のカルテを見ていた。

 

   「初めまして、○○です」 (私)

 

と声を掛けると、I医師はこちらを向いて笑顔を返してくれた。 一瞬、

 

   (か、可愛い!!!)

 

と思ってしまった。 白衣こそ着ていたが、ファッション雑誌から飛び出た印象だ。 いや、このブログ読者の興味を引こうとしているのではない、本当である。 写真付きで紹介したい位だが、個人(を特定する)情報はここに載せられないのが残念だ。

 

   「こちらが、連れの○○です」 (私)

 

と妻を紹介すると、椅子を勧められた。 私たちの入室前に、I医師はカルテとモニターを見ていた様である。 モニターには私への投薬履歴と、昨年(2010年)9月に撮影した脳のMRI画像とが表示されていた。