パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

服薬の問題が、発生する。

 2011年の2月下旬ともなると、別の問題が出てきた。 それは、薬の飲み忘れである。

 

会社勤務の朝は、忙しい。 起床後パジャマからジャージに着替え、朝食を済ましてから妻とウォーキングに出掛ける。 ウォーキングから帰ると、ドタバタと出勤準備に追われる。

 

問題と言うのは・・ 投薬治療のお陰で体調がよくなると、朝の分の薬を食後に飲み忘れてしまう事である。 ま、病識が低いと言えばそれまでだが・・

 

そこで会社に着いてから朝の分の薬を飲んだ事が、何度か重なってしまった。 因みに、飲み忘れに備えて薬剤の一部をカバンに入れているので、実質『飲み忘れ』にはなっていない。 ただ、服薬時刻が一定にならないだけの事である。

 

勿論、夕食後に飲み忘れそうになる事もある。 でも、夕食後は在宅なので問題はない。

 

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逆説的に言えば、『飲み忘れ(そうになる事)』は薬が奏功し、その効果が安定している事でもある。 事実、体調は極めてよい。

 

後退歩が苦手な以外は、この所特別に生活上の不便はない。 疲労感も脱力感も、皆無である。 ただ疲れてくると、足取りが覚束なくなる。 また、声が出ずらいのは相変わらずである。

 

特筆すべき副作用もなく、仮にこのレベルのADLQOLが維持できれば、治療の目的は達せられたと考えてもよい・・と思える程である。

 

このまま維持できればの話である。