パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察 − 長い待ち時間

 201011月下旬、前回の診察から5週間が経過し、次の診察日となった。

 

直前に銀行(15時閉店)に寄ったので、16:30の予約より随分早い15時半過ぎに病院に到着した。 先ずは診察カードを入り口の受付機に通し、脳神経内科の待合室に着いた。 しかしそこの掲示をみると、医師が不在なのか、診察順が進んでいない様である。 

 

結局よばれたのは17:15位となった。 緊急に治療を要する患者がいたのかも知れない。 そう言えばこの総合病院では時々救急車のサイレンが聞こえる事もあるし、実際、救急隊員がストレッチャーで患者を運ぶ姿を見た事もある。 患者の顔を心配そうに覗き込む家族の姿を見ると心が痛んで、こちらまで不安になって来る。

 

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診察順番を待っている外来患者は「まだかなぁ・・」と気楽であるが、医師(達)は緊急患者を助けようと必死に走り回っているのかも知れない。 だから予約時刻から大幅にずれる事に、不満を持ってはならない。  

 

予約時刻から大幅にずれ込むと、受付に文句を言う患者もいる。 その人も忙しい時間を融通して受診に来たのだろう、気持ちは分かる。 でも、逆の立場だったらどうだろう。 家族の急変に救急車をよび、病院に搬送されたまではよいが、

 

   「ただ今、先生は外来(患者)の診察中です。 外来診療が終わるまで、お待ち下さい」

 

なんて言われたら・・

 

外来で診察順を待てる(程度の症状である)事に、感謝をしなければならないのだ。 少なくとも、私はそう思っている。

 

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では私が体験したその実話を、2つ程紹介しよう。