パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

調子が悪い。 特に疲れた時には・・

201011月上旬、前回診察(10月中旬、ビ・シフロールの増量処方)以来、丁度3週間が経過した。 前週(2週間目)と比較し、大きな変化はない。 耳鳴り・歩行系障害(すくみ足、小刻み歩行、突進傾向)・軽い眩暈は、相変わらずである。

 

所でその日は人手が足りないと言うので、現場作業に入った。 座っての軽作業であったが、思う様なスピードで作業ができなかった。 また、最後の方は疲労が蓄積してきた。 普通の疲労は筋肉痛であるが、その日の疲労は脱力だった。 つまり、力が出ないのである。

 

夕方は疲労のためか、姿勢反射障害が強く現れた。 極端な例であるが、体の向きを変える時、クラッとしてしまう。

 

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11月中旬となったが、依然、調子が余りよくない。

 

早朝ウォーキングでは大股歩行が難しく、つま先歩きになってしまった。 そのため、靴の先に体重が掛かり、つま先が痛くなったってきた。 体はフワフワした感じで、充実感に乏しい。 姿勢反射障害も現れている。 すくみ足も、いつもより強い。 耳鳴りは、相変わらずである。

 

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T医師も維持処方量を模索している所なのであろうか? 前々回の診察時にT医師から、ビ・シフロールの一般的な維持量は3.55mg/日と言われた記憶がある。 (現在はその十分の一の0.375mg/日) その後は

 

「ビ・シフロールにドパミンを組み合わせる」

 

と言う。 

 

しかし、ドパミン(投薬治療に用いるのは、その前駆体であるL-DOPA)はパーキンソン病治療の「切り札」でもある。 「ハネムーン・ピリオド」(L-DOPAが著効を示す期間)は限られているので、「切り札」はまだ先のために取っておきたい。 

 

因みに、パーキンソン病の投薬治療としては、この様に複数の(薬理作用機序の異なる)薬剤を組み合わせるのが、一般的である。 これは、薬の相乗効果を期待しての事であろう。

 

さてこの先、どうなってしまうのだろう・・