パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

増量効果

 

2010年の10月も下旬となった。 抗パーキンソン病薬であるビ・シフロールの増量処方(0.125mg錠×3/日)後、1週間が経過した事になる。

 

確かに増量の効果を感じるが、実感するまで1週間を要した。 自覚症状は殆ど消え、脂汗もかかなくなった。 ただ残っているのは、

 

?       狭い歩幅(つま先歩き)

?       動作緩慢

?       (弱くなったものの)姿勢反射障害

?       小字症

?       構音障害(とっさに話しにくく、聞き直される事がある)

 

と、言う所であろうか。 ただ、上記の症状は意識をすれば、何とかなるものばかりだ。 即ち、不便ではあるものの、日常生活を送る上での障害・・と言う程のものでもない。

 

強いて困った点を挙げるなら、?の小字症であろうか? 現在所有しているクレジットカードは一昨年に発行されたものである。 発症前にサインしたので、現在の筆致は当時のものとは異なってしまうのである。 まぁ、だからと言って、店員に疑われた事はないが・・

 

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投薬量の増量の効果は、早朝のウォーキングにも現れている。 この頃になると北風厳しく、ウィンドブレーカーを着用しての早朝ウォーキングとなったが、体が軽く、靴を引きずる事もなかった。 意識をしないと歩幅は小さく前傾姿勢となったが、妻は

 

   「歩くのが、上手になったね!」

 

と、評価してくれた。 このまま改善に向かうのかと、期待された。

 

所が、この直後の201011月初め、ショックな事が発生したのである。 それは・・