パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

投薬開始後の変化

 投薬開始後5日間経過した20109月も中旬、芝刈りをした。 動作がぎこちないのは相変わらずであるが、治療前と比較して、体がスムーズに動いた。 つまり、運動性症状に対しても薬効を実感した事になる。

 

実は、早朝ウォーキングでも妻が効果を認識していた。 歩きながら、妻が

 

「足を引きずらなくなったね」

 

と言ったのである。 そう言われれば、以前は靴をずる音がしていた。 自分でも気が付かなかったが、言われてみればそうである。

 

勿論、(足をずらない様に)意識はしていない。 これも薬効なのであろう。 但し、小刻み歩行は相変わらずである。

 

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時は廻(めぐ)り、9月も下旬となった。

 

残りの芝刈りをした。 脱力感はなく逆に充実感さえ、あった。 ウォーキングでは0.45kgのダンベル2個をそれぞれ両手に持って大股で歩いたが、上手く歩けた。

 

パーキンソン病(または多系統萎縮症)の症状の一部が、「回復」した印象、否、実感がある。 但し、姿勢反射や後退歩は、イマイチである。

 

投薬開始後約2週間が経過した頃には、すくみ足や突進現象が緩和され、脂性の発汗もなくなった。 しかし、相変わらず、小刻み歩行(前屈み)、発音不明瞭、動作緩慢である。

 

では、ここまでの3週間の症状の変化を経時的に纏めてみよう。