うかい鳥山にてランチ(続)
先ずは、素麺+豆腐が涼しげな器に盛られて来た。
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と思ったら、素麺に見立てた長芋が豆腐に乗っている・・のだと言う。 「長芋素麺」である。 本来は自然薯らしいが、入手困難らしい。 それに「豆腐」とは言っているが、葛(くず)を使ってあるので、大豆の青臭さは全く無く、弾力と自然の甘味がある。
続いては、「蓮根万頭 冬瓜」である。
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万頭に含まれる蓮根のサクサクした食感と、冬瓜のそれを比較するためなのだろうか? それらが、出汁を十分含んでいる。 冬瓜に乗っている擂り下ろし生姜が、ピリッとしている。 きっと、下ろしたてなのだろう。
その次は、「佐久鯉の洗い」である。 佐久の鯉を高尾の清流で10日程飼い、臭みを抜いたと言う。 但し、食前の写真を撮り忘れてしまった。(滝汗)
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先を急ごう。 更に「夏鴨汁」、「鮎の塩焼き」と続く。
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そして、目の前のゴトクに備長炭が入れられ、今日のメインディッシュである。 それは御殿場の自家牧場で大切に育てられた鶏の肉である。 勿論、放し飼いらしい。
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この鶏肉に十分火を通して、専用のタレで二度焼く。 この時、仲居さんが配慮してエアコンを強めにしてくれた。 続いて手羽と薯を焼いて、ピリ辛味噌と唐辛子を付けて戴く。
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この辛味噌と唐辛子が食欲をそそって、旨いっ! もう、十分満腹だ。 と思っても、
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麦とろ御飯+味噌汁+香の物が並ぶと、なぜかスルスルっと入ってしまう。 押し麦が少し入った白飯に、出汁で伸ばしたとろろ、赤味噌の汁に、きゅうりのお新香・・ もう、これだけで、ご馳走だ。
そして、最後に水ようかんを戴いた。 黒糖の香りがする、品の良いデザートだ。
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こうして、約2時間のコース料理を堪能した。 それにしても、最後に途中から加わった仲居さんと二人で三つ指ついてお礼を言われると、なぜか恐縮してしまった。
こうして、蛍の観賞エリアを廻って、帰路に就いた。 皆にとって、佳い一日となったのは、間違いない。