パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

健康診査の結果は?(1)

  • さて、9月に行った、「市の健康診査(=健康診断)が10月上旬になったのは、N院長自身「地震が説明する・・と言うので、仕方ない。

     

       http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/10/06/100556

     

    そこで、今日のアポイントメントを取った。 時刻は11:00である。 そこで、定刻5分前に着く様に、家を出た。 え? リハビルの日に聴きに行けば、イイじゃないか???・・それに、送迎もあるしぃ・・ と思われた読者もおられよう。 しかし、医院としたら、医療保険の日と介護保険の日を分けたい様であった。 そのため、自力で通院しなければならなかったのだ。

     

       ――――――――――――

     

    も治論、11時前に着いた。 そして、妻が受付に申し出た。 それから、10分経ち、20分経ち、30分経った所で、妻がもう一度、受付に行って、照会した。 そうしたら、① 今日は、診察がN先生だけなので、結構混んでいる、② 予約は、「11時に」じゃあなく「11時までに」だった・・と言われた・・と妻が言った。

     

    そうしたら。程なく、中待ちに呼ばれた。 すわ、もうすぐか!?!・・と思ったら、12、3人が待っていた。 我々は、11時に来たので、一番最後だろう。 それから、待つ事、1時間半(!)、漸く呼ばれた。 但し呼ばれても、すぐ診察がある訳ではない。患者の準備に時間が掛かるから、患者を第一診察室・第二診察室・第三診察室・・に待たせて置いて、医師が部屋を移動するのである。 私達が呼ばれたのは、第一診察室であるが、隣から、診察の様子が聞こえて来た。

     

     「ちょっとぉ、ここ、水、溜ってるんじゃあない? チョット注射器で抜いてみようか? (暫く間はあって)ほら溜っているじゃあないか! しかも、(抜いた)液が茶色いだろ? これは、出血もしている証拠なんだ! ・・ じゃあ、鎮痛薬を10日分、出して置くからね! この薬は、本当は、一日3回飲むんだけど、これを頓服で飲んで? 但し、飲む間隔は、4時簡以上空けてねぇ!」

     

    更に。同じ患者か違う患者か分からないが、こうも言っていた。 (多分、後者に)

     

       「だめだよ、50(歳)になったら、シップは4枚っつ貼らなきゃ!!!」

     

    と。 成る程、駅前のテナントビルに、広い面積を借り、車の運転手を3人置く等スタッフも大勢置いて医院を運営するには、これ位「商売」が上手くなきゃ!?!

     

       ―――――――――――――

     

    え? 健康審査の結果ですか??? ひ、披露しましょう・・

    ① 検査項目:身体計測では、BMI=24.9。(H=164.7cm、Wt=67kg)
  • ② 検査項目:血圧は1回目=167~104、2回目=156~89だった。
  • ③ 検査項目:血液検査(血糖、血中脂質、肝機能、腎機能、貧血)は、全て範囲内!
  • ④ 検査項目:誘導心電図=所見なし。
  • ⑤ 検査項目:尿検査=糖(-)、蛋白(±)、潜血(ー)
  • ⑥ 検査項目:大腸がん検診=「今回は異状を認めない」(前日・当日共、便潜血(-))
  • ⑦ 検査項目:前立腺がん検診=「今回は異常を認めない」(PSA=1.90ng/ml)
  • ⑧ 医師の判断:「蛋白尿 再検」

リハビリ510-1ヶ月毎に

さて、10月第1週後半のリハビリの日になった。 週の後半の運転手であるOさんは、いつもほぼ定刻の9:15だ。 私が支度を終えて待っていると、9:13頃来た。 そして、私が乗り込み、いざ運転しようとしたら、彼の携帯電話が鳴った。

 

彼は、携帯の表示を見て、躊躇している様だった。 妻は、それを我々に遠慮しての事かと思い、

 

   「どうぞ、(電話に)出て下さい?」

 

と言ったら、彼は出て、2言・3言を言うと電話を切った。 そしてこう言った。

 

   「次に(迎えに)行く利用者さんからなんです」

 

   「え? 催促なんですか?」

 

   「えぇ ・・」

 

と。 こうして、次の利用者宅に着いた。 すると、運転手のOさんは、門柱のインターフォンを押した。 反応が無かったのか、もう一度押した。 それでも、反応が無かったのか、Oさんは扉を開けて敷地に入り、玄関に向かった。 と、その時、丁度、利用者のTさんが(玄関から)出って来た。

 

私は、

 

「運転手を携帯電話で呼び出す割りには、遅いんだー」

 

と思ってしまった。

 

さて、こうして無事にN製蹴ぢ外科に着いて、血圧と体温を測ってK士のリハビリが始まった。 途中、彼はバインダーを出し、私に質問し出した。 例えば、

 

   「どうですか、リハビリはつかれますか?」

 

これに対して、私は

 

   「いいえ、疲れません」

 

と答えた。 すると、更に、

 

   「もうチョット、強くても大丈夫ですか?」

 

   「ハイ、大丈夫です!」

 

と言う会話になった。 すると、彼は。何かの紙の「やや弱い」に〇を付けた。 良く見ると、「強い・やや強い・適度・やや弱い・弱い」の5段階の評価が書いてあった。

 

全部で10項目ほどあったろうか、夫々に先の5段階評価があり、最初の4~5項目について私た「やや弱い」と答えると、彼は、残りの項目にも、(私に訊かずに)「やや弱い」に○を付けて行った。 私は、

 

   「(この書類の重要度は)そんなものか?」

 

と思ったが、彼は最後に、こんな事を言った、

 

   「この様な事(=見直し)を、1ヶ月毎にやって行きましょう

 

と。 それを聞いた私は、

 

「それなら、前月、前々月との比較が重要じゃないか! (全部「やや弱い」でいいのか!)」

 

と思ってしまった。

 

 

私は、

 

「運転手を携帯電話で呼び出す割りには、遅いんだー」

 

と思ってしまった。

 

さて、こうして無事にN製蹴ぢ外科に着いて、血圧と体温を測ってK士のリハビリが始まった。 途中、彼はバインダーを出し、私に質問し出した。 例えば、

 

   「どうですか、リハビリは疲れますか?」

 

これに対して、私は

 

   「いいえ、疲れません」

 

と答えた。 すると、更に、

 

   「もうチョット、強くても大丈夫ですか?」

 

   「ハイ、大丈夫です!」

 

と言う会話になった。 すると、彼は。何かの紙の「やや弱い」に〇を付けた。 良く見ると、「強い・やや強い・適度・やや弱い・弱い」の5段階の評価が書いてあった。

 

全部で10項目ほどあったろうか、夫々に先の5段階評価があり、最初の4~5項目について私た「やや弱い」と答えると、彼は、残りの項目にも、(私に訊かずに)「やや弱い」に○を付けて行った。 私は、

 

   「(この書類の重要度は)そんなものか!?!」

 

と思ったが、彼は最後に、こんな事を言った、

 

   「この様な事(=見直し)を、1ヶ月毎にやって行きましょう」

 

と。 それを聞いた私は、

 

「(それなら、前月、前々月との比較が重要じゃないか! 全部「やや弱い」でいいのか!)」

 

と思ってしまった。

 

その後、リハビリは、無事に終わった。

 

 

 

歩行器の使い勝手

 

以前、歩行器を介護用品取り扱いのY社からレンタルした事を報告した。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/09/12/081059

 

すると、下記URLのコメント欄で私が「歩行器を使い始めた」旨を紹介したら、

 

   https://www.sunao-hiroba.com/entry/shippai-PT-part7

 

理学療法士Sunao-hirobaさんから、次の様な返コメを頂戴した。

 

  「J様の歩行器もキャスター付きですか?
   興味があるので、もし良ければ記事の中で紹介して下さい」

 

と。 そこで、私が気に入って愛用している歩行器を紹介しよう。 先ずは、使用中の姿である。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162303.jpg

 

え? 背景の赤が気になる・・ですって??? そうです、ここは「巾着田」、別名「曼珠沙華公園」である。 そぅ、去年も行った所だ。 10月になって漸く満開となった。 

 

え? 同じ場所で満開時期が2週間も違うハズがない・・ですって??? では、下記URLの「曼珠沙華開花履歴」を見て欲しい。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/10/18/090456

 

前回(H30=2018)は、9月中旬(19日、20日)で満開だったが、今年の満開は10月に入ってからだ。 では、今年の満開の曼珠沙華を楽しまれたい。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162318.jpg

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162308.jpg

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162313.jpg

 

さて、本題に戻ろう。 歩行器は、プリウスの後部に入れてある。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162322.jpg

 

これを出して地上に置くと、自然に広がる。 後は、ハンドルを持って歩けば良い。 ハンドルにはパームレストやブレーキがある。 ブレーキは握ると利くが、下げておくと、ロックが掛かる。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162258.jpg

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162253.jpg

 

では、終(しま)う時は? バッグの中央にあるベルトを持ち上げるだけで、両側から寄って来る。 そして、元の様に車に積めば良い。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162249.jpg

 

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191026/20191026162327.jpg

 

 

さて、肝心の使い勝手であるが、頗(すこぶ)る良い。 と言うのは、

 

  • (1) 軽い。 (素材が、カーボンファイバーである)
  • (2) コンパクトである。 (特に畳んだ時)
  • (3) 前輪が軽く動く、大きなキャスターなっている。 (走行・操作が容易)
  • (4) ブレーキの使い勝手が良い。 (ロックもある)
  • (5) パームレストがある。 (ハンドルの所)
  • (6) 大きなバッグがついている。 (重いものを入れた時に、歩行器の両側が寄らない様に、「支え」がある)

 

等である。 因みに、上位程、重要度が高い。

 

 

リハビリ509-リハビリを施す人

さて、2019年10月となった。 リハビリも丸1ヶ月こなした事になる。 その間、色々と親切にして戴いた。 居心地は、良い。

 

さて今日も、そのリハビリの日だ。 例によって、少し早目に来たMさんの運転する送迎車に乗り、N整形外科に着いた。 そして、スリップの3枚(エルゴメーター(=自転車漕ぎ)、ハイドロ、ウォーターベッド分)が入ったカードケースを渡され、血圧と体温を測って、待った。

 

   ――――――――――――――

 

すると、T士が私を呼んだ。 そう、T士の施術を受けるのは、2度目だ。

 

  http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/10/04/082414

 

と言う事は、理学療法士が一巡した? いや、見学の時に案内をしてくれたO士が、未だである。 では、理学療法士は、何人いるのだろう?

 

   O士 : 見学の時の案内をしてくれた

   K士 : 私の担当(?)、担当者会議に出席

   Aさん: 女性の理学療法士(紅一点)

   T士 : I士(後述)に酷似、但し眼鏡は不使用

   S士 : 白いケーシーを着用したシルバーグレイ

   I士 : T士に酷似、眼鏡を使用(紺色の制服)

 

この内、K士は、外出が多い。 他の人も含め、全員が常勤の様だ。 なぜ療法士と分かるかと言うと、名札の上4分の1くらいに「リハビリテーション」と刻印があるからだ。

 

では、白いケーシー服を着た、2人のオジサンは?

それが、どうも理学療法士ではなさそうだ。 でも、同じ様な台で 同じ様なマッサージを実施している。 ・・どうやら、柔道関係らしい。

 

では、ここでN整形外科の「通所リハビリテーション及び介護予防通所リハビリテーション 重要事項説明書」<平成30年4月1日現在>の

 

   2.サービスを提供する事業所の概要

   (2)職員体制

 

には、次の様にある。

 

            資格     常勤  非常勤    業務内容      計

 

機能訓練

作業員

作業療法士

 

1名

生活機能の維持、向上の為の機能訓練等の実施

 

 

1名

理学療法士

2名

 

2名

柔道整復師

按摩マッサージ師

4名

 

4名

看介護職員

看護師

5名

 

健康状態の確認、急変時の必要な看護

5名

准看護師

介護士

1名

 

必要な介護の実施

1名

             

これを見ると、この1年半でこれ程変わってしまったのだろうか? それとも私の認識が違うのだろうか? どこかで、すり合わせたいものだ。

 

 

フレンチの匠(2)

さて、アントレとして私は肉を頼んでおいた。 他の5人は、魚だったが・・ 

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191019/20191019233912.jpg

 

この、左下の肉は牛のフィレ肉のべーコン巻きであるが、中の肉が自身の形をかろうじて維持出来ている程、柔らかい。 そこで、そっと口に運ぶと、口の中でホロホロと崩れてゆく度に、ベーコンの脂が、脂の(少)ないフィレ肉にコクを与え、淡白なフィレ肉にベーコンの適度な塩が味を与え、そこにソースが絡まったら・・ もう

 

   「旨いっ!!!」

 

しか出ないでしょ!?! 因みに、やけにベーコンが美味しいと思ったら、これまた自家製だそうだ。 道理で・・

 

そう言えば、アペタイザーの鴨肉も自家での燻製品と言っていた。

 

では、他の肉は? ナイフがスーッと入るので、フォークで刺して、左下のマヨネーズみたいなものを付けて食べると・・ これまた、

 

   「旨いっ!」

                                                                                                                                           

のである。 そのマヨネーズみたいなものとは、ワサビをマヨネーズで溶いたものだ。 

 

   「えぇーっ、ワサビって肉に合うの?」

  

と思った御仁は、ローストビーフにワサビを付けるシチュエーションを思い出して欲しい。

  ――――――――――――――

 

アントレが終わると、残るはデザートとコーヒーだ。 デザートは、冷果とムースだ。 コーヒーは、炒りの深いヨーロピアンスタイルだ。  ご存知とは思うが「アメリカンコーヒー」とは薄いコーヒーではなく、炒りの浅い豆で淹れたコーヒーのことだ。 

 

但し、女子社員が

 

   「最近、課長の頭(=髪)って、アメリカンじゃない?」

 

と言う時は、薄い・・と言う意味だ。 (「はげハラ」失礼!)

 

では、米国で炒りの深いコーヒーを飲みたい時は、何と言うか?

 

それは、「エスプレッソ」(コーヒー)と言えば良い。

 

   ―――――――――――

 

さて、食事は終わった。 

 

「(さぁ、帰るか・・)」

 

とは思ったが、女性陣はお喋りに夢中である。 余りにも長いので、途中、トイレに立ったが、結局,3時半になった。 部屋から出ると、ウェイトレス達が掃除をしてい た。 勿論、私達の他に客はいない。 きっと、ランチタイムは3時までなのだろう。 つまり、彼女らの言う「ランチ」とは、「何か美味しいものを食べに行く事」が目的ではなく、「いつまでいても居心地のよい場所でお喋りをする事」が目的なのである。

 

私達が店内を出口(=入り口、レジがある)に向かって歩いていると、丁度、厨房から人が出て来た。 白い服に白いコック帽を着用した彼は、扉から出ると、伸びをした。 そして、私達に気付いたのか、急にかしこまった。 

 

そして、私達が何かをくぐる様に、歩きながら一礼すると、彼は急に笑顔を作って、コック帽を取って頭を下げた。 体格の良い普通の・・と言うより、寧ろゴツい印象のオジサンである。 この男の手で種々の自家製のものや創意工夫に溢れ、そして繊細な、時としてダイナミックな色々な料理が出来てくると思うと、なぜかギャップを感じてしまう。(私のステレオタイプである。)

 

そんな、「フレンチの匠」の姿であった。

             

 

フレンチの匠(1)

 

もう、今月の初めの事になるが、義妹達とフランス料理を食べに、フレンチレストランに行った。 その事は、下記URLの⑥に記した。

                                                                                                             

      http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/10/18/120821

 

では、どこのレストランか? と・・言うと、

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/12/03/082508

 

前回行った店舗である。 勿論、予め、11時半に電話予約を入れておいてある。 前回、早く着いたので、今回、少し遅く行ったら、少し奥まった小部屋のテーブルに、既に4人は着席していた。(汗) そう、メンバーは、妻を筆頭とする4姉妹に、定年退職した連れの2人であり、私は後者の1人だ。

 

え? 前置きは、もうイイから、早く料理を出せ・・ですって!?!

 

ほらぁー 急がせるから「アペタイザー」(前菜)の写真を撮り忘れちゃったぁー・・

と言う事で、いきなり、スープになる。(滝汗)  

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20191019/20191019233916.jpg

 

そう言えば、その昔、クルトンに魅せられて、自分で作った事があったよなぁー・・  あの時は、食パンのミミをフライパンで焼いた記憶がある。 しかし、実際にそれをコーンポタージュに落として食べてみると、所詮は食パンだったような記憶も・・

 

続いては、サラダである。 私は、この材料は、駐車場脇の畑で自家栽培したものだと思っている。 と言うのは、偶に脇を車で通ると、白いコック服を着た男性が畑で屈んでいるからだ。 まぁ、それだけでは野菜を摘んでいるのか世話をしているのか不明ではあるが、営業時間中にコック服を着ているので、私は前者だと思った。

 

所で、なぜフランス料理のサラダにイタリアンドレッシングなのだろう? フレンチドレッシングではないのか? 是非、ご教示願いたい。

 

さて、サラダを終えると、いよいよ「アントレ」(米国で言う「主菜」)である。 もっとも、その前に、バターとパンとが配布される・・

 

所が、皆、パンにバターを付けて、食べ終えてしまうのである!?! 本来は、アントレと一緒に食べるものだ。 まぁ、それを察して、アントレを配膳してから、

 

   「パンのお代わりは、いかがですか?」

 

と、ウェイトレスが配布に来る。 まぁ、少し小振りな自家製のクロワッサンは、それだけで十分美味しいのは分かるが・・

 

 

診療013―201909(2)

メモは、続いた。

 

(3) 介護保険関連について

 

  • ① 9月○日、手摺り工事。 (既述)
  • ② 9月○日より、N整形外科の「短時間通所リハビリ」に2回/週、通い始めた。

 

これを見てf医師は、

 

   「どうですか、リハビリは  楽しいですか?」

 

と訊いた。 これに対して、私は一瞬戸惑ったが、

 

   「ハイッ!」

 

と答えた。

 

(4) 血圧の測定結果について  (アムロジン2.5mgの処方結果の検証)

 

  • ③ 前 回診察日(8月○○日)~昨日(9月○○日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

 

 

起 床 時

 就 寝 時

有効日数

32

32

32

33

33

33

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

MmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

MmHg

pulse/min

平均値

135

86

66

123

82

71

標準偏差

7.6

5.0

4.9

8.0

6.1

5.8

最高値

149

63

81

136

96

71

最低値

116

73

58

104

66

61

 

ここで、妻がツッコミを入れた。

 

   「センセ、何かイイ薬はないんでしょうか?」

 

また前回と同じ事を訊いた。 勿論、答えは、同じで、

 

   「ないんですよ・・」

 

と答えた。 私は、「(この時だ!)」と思い、

 

   「メマリーなんか、どうなんですか?」

 

と訊いた。 メマリーは、認知症の薬だ。 つまり、脳を活性化する薬だ。 それを知っている妻は、

 

   「えぇー、それって・・(認知症の薬では?)」

 

と言いいかけたが、以降の言葉を飲み込んだ。 すると、f医師が、

 

   「NMDA(受容体)」阻害薬ですね? 実は、NMDAを阻害すると、大変な事になっちゃうんです。 じゃあ、なぜメマリーが大丈夫かと言うと、(メマリーには)パーシャルアゴニストとしての作用があるんです」

 

つまり、アゴニスト(作動薬)なのか、アンタゴニスト(阻害薬)なのか、良く分からない薬・・だと言いたかったのであろう。 また、PSPに対する治験例もなさそうだ。 治験例がない・・と言う事は、保険適用外(100 %自己負担)と言う事でもある。

 

結局、メマリーは、処方されなかった。 次は、「アセチルコリンエステラーゼ阻害薬」について、訊いてみようかなぁ。 (アリセプト以外の・・)