パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201705―1

リハビリを終えて、妻の車椅子介助により脳神経内科の待合室に着くと、F医師の診察室の前のパネルが点滅しているので、急いで手元のスリップの受付番号を見ると・・ 何と、同じ番号だった! つまり、待ち時間=0である。 内心「ラッキー」と思いながら、早速扉をノックして診察室に入った。

 

診察室内ではF医師は椅子を回転させて、私の正面を向いた。 いや、オスキーに則って・・と言うより、私の歩容を観察するためであろう。 事実、私が患者用の椅子に座るや否や

 

   「どうですか、リハビリは効果ありますか? リハビリ後は体が軽くなるとか?」

 

とF医師が質問して来たので、勿論、私は肯首した。

 

   ――――――――――――――――――

 

さて、こうして5月の診察が始まった。 先ずは前回の診察日以降のイベントと体調の報告である。

 

 (1)  前回受診(2017年3月〇〇日)以降のイベントについて 

 

  • 3月〇〇日、市内の歯科医院にて、定期健診を受けた。(自分で運転して、単独行)
  • 4月〇日、身体障害者手帳所有者に市が「ガソリン券」を支給し、これを受けた。(700円×12枚)
  • 4月〇〇日、〇〇駅前の〇〇学園に友人を訪ねた。(自分で運転して、単独行)
  • 4月〇〇日、親戚が我が家に集合し、バーベキューを行った。(総勢14名、うち子供2名) 焼き手になり、ビーフ(カルビ、ロース、ステーキ)・ソーセージ・トウモロコシ・エビ等を焼いた。

 

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 (2) 前回受診(2017年3月〇〇日)以降の体調について 

 

  • 体調は、比較的安定していた。(但し、足のすくみは多少悪化)
  • 血圧は安定し、起床時にほぼ境界域以下、就寝時に正常域となった。
  • 便秘(硬便)は、ほぼ解消した。 一方、切迫尿意を感じる。
  • 足がむくんでいる。

 

F医師は、暫く眺めていたが、特にコメントも無く、次の項目に視線を移した。

 

 (3) 処方について  

 

  • 現在の処方を継続して戴く様、お願い申し上げます。 但し、センノサイドは余っているので不要です。

 

処方(1日当たり)

     薬  剤

    現在

    希望

プラミペキソール0.125mg

      1  錠

    0~1  錠

ドプス 100mg

      6  錠

      6  錠 

ノウリアスト 20mg

      2  錠

      2  錠

シンメトレル 50mg

      4  錠 

      4  錠 

アムロジピン5mg

      1  錠

      1  錠

センノサイド12mg

      2  錠

      0  錠

 

さてここで、緩下剤であるセンノサイド錠は不要である旨を書いて置いたが、十分伝わらなかった様である。

 

リハビリ372―「次からは・・」

いやぁ、昨日はインターネット接続が思わしくなく、投稿出来ませんでした。(恥)

 

   ――――――――――――――――――

 

こうして漸くリハビリ室に到着し、妻が受診案内票を持参するのを待って、代替医師の予診を受けた。 その後、待合椅子に座っていると、ほぼ定刻にI士が現れてリハビリが始まった。

 

空いている台を探して、I士はいつもとほぼ同じストレッチやマッサージをこなして行った。 そして彼は私を、前回初めてやったPowerPlateの場所まで案内した。 つまり、彼は私の足の浮腫みを気にしてくれているのであろう。

 

前回は、振動板の上に大きなブロックが置いてあって、それに触れる事から始めたが、今回は直接片足を乗せる所から始めた。 そして、最後はハンドルを離しての片足立ちを行ったが、今回も完全には出来なかった。

 

   ――――――――――――――――――

 

さて、歩行練習になった。 I士は、PowerPlate終了後、私に部屋の隅まで歩いて見る様、指示した。 私が歩いて部屋を進むと、ドンドンと壁に近づく。 それでも彼は「止まれ」と言わない。 ましてや、「はい、方向を変えて・・」とも言わない。 

 

漸く「止まって下さい」と声が掛かり、私は止まった。 しかし、こんなに壁に近くては、方向転換できない・・ と思ったら、

 

   「ハイ、そこからバックで歩いてみて下さい?」

 

と指示した。 ええっ、後退歩? 私が最も苦手な技の一つだ!?!

 

   「私が後ろにいますので、大丈夫ですよー」

 

と言うので、後退し始めた。 しかし、途中ですくんで倒れそうになってしまったが、彼が支えてくれた。 再度前進し、また後退した。 今度は、すくまない様に注意して、歩いた。 そして、3回目は、もっと大きく歩く様指示を受けて、やってみた。

 

   ――――――――――――――――――

 

いよいよ、本日のリハビリも終わりの時刻となった。 I士は、リハビリ室を出る時に、

 

   「一つ一つの動作を、もっと大きくしたら良いですよ」

 

とアドバイスをくれた。

 

私達がリハビリ室から出て来るのを見て、妻が寄ってきた。 I士は受付嬢から「エレベータ事件」を聞いているので、妻に

 

   「次からは、奥さんと一緒に(リハビリ室まで)来た方がイイですねぇ・・」

 

と言った。 すると、妻が

 

   「私はいつもそう言ってるんですが、一人で来ちゃうんです」

 

と言った。 まぁ、それは本当だ。 でも、妻が私に

 

   「車椅子、持って来て置いたからね」

 

と言うのを聞いて、I士は安心した様だった。 まぁ、これから脳神経内科の診察があるので、そのための移動の目的なのだが・・

 

 

リハビリ371―エレベータ事件

 

2017年の5月に入ると、早速、連休の谷間となる。 しかしこの後、リハビリ(=病院)は5連休になるので、リハビリに行っておかなければならない。 更に今日は、診察日でもある。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。

 

病院の正面玄関で一旦降ろして貰い、私は手摺りを頼りに廊下を進んだ。 そして、エレベータの前に来た。 すると、エレベータ前に数人いて、到着を待っていた。 見ると、リハビリの受付嬢もいた。

 

で、私が待っている人の列に加わろうとしたら、エレベータが来て、皆、乗り込み始めた。 今にして思えば、一台待てば良かったのだ。 しかし、顔見知りの受付嬢が私に気付き、

 

   「(このエレベータに)乗りますか?」

 

と声を掛けてくれた。 思わず、私は

 

   「ハイ・・ (乗ります)」

 

と答えた。 と言うのも、折角の申し出を断る理由も見つからない・・ そこでエレベータに向かったが、考えれば、最悪の条件だった。

 

  • 急がないと、エレベータに乗れない・・と言う焦りがあった。
  • 他人に見られていると、緊張する。
  • 狭い所を通るのが苦手だ。 病院のエレベータの入り口はストレッチャーやベッドも通れる様、広いのであるが、もたもたしていると、閉じてしまう。

 

等が重なり、足がすくんでしまった。 それでも、前に進まなければならない・・ すると、上半身のみが前進して倒れ込む様に、エレベータのボタンの脇に手を突いた。 これを見た受付嬢が驚いて私を支えてくれた。 そして、受付嬢の知り合い(?)の男性がエレベータの中から戻り、私の左腕を持ってくれた。 更に彼女は、エレベータの中にいる人に、

 

   「乗りまーす」

 

と言い、扉を開けたままにして貰った。 私は足を摺り寄せて立位(直立姿勢)に戻り、すくみながらも二人の支えを得て、何とかエレベータに乗り込んだ。 エレベータの中では、受付嬢が

 

「今日は、リハビリですよね?」

 

と私の降りる階を確認し、その男性と会話後、男性に

 

   「いつも、奥さんと来ているんです」

 

と説明しているので、私は

 

   「今、連れが車を駐車場に置きにいってるんです」

 

とフォローした。 こうして私は、無事に(?)エレベータを降り、リハビリ室に着いた。

 

バーベキュー(続)  

 

後はステーキ用の肉、しゃぶしゃぶ用の肉等を次々と焼いて行った。 繰り返しになるが、焼き過ぎは禁物である。 特に、しゃぶしゃぶ用の肉など、一瞬である。

 

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途中、味を変えるため、トントロやタン、ソーセージも入れて・・ 申すまでも無いが、タンは塩とレモンで頂く。

 

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そうそう、肉ばかりでなく、エビやトウモロコシも焼いた。 (トウモロコシは、焼過ぎ)

 

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こうして宴も終盤に差し掛かった。 火のある内に、焼きそばを作らなければならない。 そこで、他のコンロの火を集め、少しだけ炭を足した。 焼きそばは鉄板でなく、アルミ皿で焼くと、後片付けが簡単になる。 食用油を注ぎ、6人前を一気に作り、ソースをかけると、皆、空いた皿を持って集まってくる。 あの、ソースの焦げる香りは、まるで集合の合図の様だ。 写真を撮ろうと思っている間に、残りが僅かに・・ (汗)

 

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こうして、焼きおにぎりやパイナップルも食べ、皆が

 

   「もう満腹! もう(これ以上)何も食べられない!!!」

 

と言う頃に、ダメ押しのアイスクリームである。 デザートが来る度に、「別腹、別腹」と行けれど、皆、「別腹」っていくつ持っているのだろうか?(笑)

 

こうして皆が満足すると、にこやかに集合写真が撮れる。

 

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私の体調不良は皆が知っているので、その後後片付けをお願いし、皆が満腹で満足の楽しい一日が終わった。

 

そうそう、もう一つ焼いたものがあった。

 

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これは・・ 焼きおにぎり用の七輪による芝生の焼け跡だった。(笑)

 

バーベキュー

ゴールデンウィークに入ったばかりの4月末、我が家の庭で、親戚14名(内、子供2名)が集合して、大バーベキュー大会を開催した。 ・・と言っても、アウトドアグッズは義弟頼り。(笑) 妻と私は前日の買い物が、暗黙の役割分担だ。

 

そこで、前日、スーパー内のテナントの肉屋や、スーパーを2軒廻った。 先ずは、テナントの肉屋でブランド国産牛(しゃぶしゃぶ用)を「棚にあるだけ」大人買いをした。 何しろ980円/100gなので、適度にサシの入った薄い牛肉が1枚1枚、半透明のハトロン紙で包まれている。 これが半額なので、3,800円分買えた。 後は国産カルビ肉をこの店で買った。

 

まぁ、予算は肉のみで2万円、これで約5kgの肉を買うので、『平均』400円/100g。 結構、イイ肉が買える。 その他の肉は、スーパーの精肉売り場で買った。 ステーキ用の肉の特売品(198円/100g)もあったりするので、辻褄が合うのである。 そうそう、味を変えるために、豚肉(トントロ)やタンも買った。

 

こうして肉が揃ったら、エビ、トウモロコシ等の焼き物の他に、パイナップルやアイスクリーム等のデザートもレモンも買った。 ヤキソバの元やソーセージ、焼肉のタレは、義妹が買って来る。 飲み物は、数日前から農業用の冷蔵庫で冷えている。

 

   ――――――――――――――――――

 

こうして、当日を迎えた。 前日までの準備が完璧でも、当日は当日で忙しい。 例えば、焼きおにぎり用のご飯を炊いておにぎりを作ったり、エビに串を打ったり、レモンを櫛型に切ったり、割り箸や皿、コップ等を揃えたり・・と。

 

さて、義弟が車で、バーベキュー用品一式、アウトドア用テーブル・イス、テントを持って、到着した。 設営や火熾しは男の分担であるが、私は体調不良のためパスさせて頂いた。

 

さて、いよいよ火熾しである。 一つのコンロにバーベキュー用の炭を盛り、ここにガスボンベ式ののトーチで着火した。 「ゴー」という音と共に青い炎が出て、やがて炭から赤い炎が上がった。 もう直ぐである!

 

   ――――――――――――――――――

 

さて、炭に火が行き渡ったら、もう一台のコンロと焼きおにぎり用の七輪に火を分け、炎が消えたら、網を乗せて準備完了! ・・ではない、網が十分に熱せられてからでないと、肉が網に付いてしまうのだ。

 

では、何から焼くか? それは勿論、国産カルビっしょ! 網の上に肉を並べ、肉片の周囲の色が変わった頃、一度だけひっくり返す。 そして、中央がピンク色になったら、もう焼き上がりだ!

 

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皿に取り、空いた胃袋群の中央に置くと、箸が集まって来て、肉を焼肉のたれ用の皿を経由して口に運ぶ。 すると、誰からともなく

 

   「旨いっ!」、「ワー、美味しい!」

 

と言う声が聞こえてくる。 勿論、焼き手はその前に、既にビールの友として頂戴している。 「焼き具合を確認するため」と言う口実を「錦の御旗」に・・ (汗)

 

リハビリ370―浮腫み解消のために

 

理学療法士のI士は、矢継ぎ早に質問を重ねた。

 

   「手は、浮腫んでいませんか?」、「呼吸する時、ゼイゼイしませんか?」

 

私が、やや断定的に、

 

   「アッ、大丈夫です!」

 

と答えると、I士が小声で

 

   「じゃあ、循環器の問題じゃあ・・(なさそう)」

 

と呟いた(様に聞こえた)。 そして彼は、私の浮腫みを気にしてくれた。 例えば、①足の入念なマッサージ、②足首(付近の関節)のストレッチ、③PowerPlateを用いた循環改善等である。

 

  • ・ ②は想像できるだろう。 ③のPowerPlateとは、振動板である。

 

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で、このツールをどう使うかと言うと、ツールに(50cm×50cm×120cm程の)ブロックを乗せ、台の外に立って、下記の①・②を各回毎に30秒ずつ振動させた。

 

  • 台に乗ったブロックを縦に置き、ブロックに両手を着けて顔を上げる。
  • ブロックに両手を着いて、スクワットの格好になる。

 

続いて、

 

  • 片足の靴を脱いで台の上に乗せ、続いて足を交替する。
  • 両足の靴を脱いで台の上に乗り、ハンドルを持つ。
  • ハンドルを持ったまま、片足立ちになる。
  • 片足立ちのまま、ハンドルから手を離す。

 

振動が無ければ⑥まで全て可能だが、実際には、完全に体重を片足に乗せる事は、出来ない。

 

   ――――――――――――――――――

 

最後に、室内を歩いた。 彼は、私の歩容を後ろから観察して、こう言った。

 

   「足が浮腫むと、(足の)関節の動きが悪くなるんです。」

 

では、今日の歩容が従来の歩容と比較してどうだったかは、言わなかった。 理学療法士は、批判的な事は言わないので、きっと悪化しているのだろう・・

 

   ――――――――――――――――――

 

最後に、I士が教えてくれた。

 

   「足がすくんだ時は杖等を使ってでも一旦止まり、姿勢を正して深呼吸してから、歩き出すとイイですよ。」

 

ナルホド、次から実践してみよう。

 

リハビリ369―久々のI士

4月下旬の今日は、リハビリの予約日だ。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 いつものM医師の予診を受け、待合椅子に座っていたが、定時になっても、本日担当のI士が現れない。 やがて5分経過したので、私は受付嬢に訊いた。 すると彼女が、

 

   「もう直ぐ参りますので、もう少々お待ち下さい」

 

と言ったので、椅子に掛けて待った。 それでもI士の姿が見えないまま更に5分、計10分待った。 このままではリハビリを受ける時間が無くなってしまう・・と心配したのか、今度は妻が受付に立ち上がった。

 

受付では、先程の受付嬢が電話をしていたので、仕方なくそこにいた理学療法士に訊いた。 と、丁度そのタイミングで、リハビリ室から患者と共にI士が現れた。 そう、前の患者に時間を取られていたのだった。

 

すると、前の患者と次回予約日を決め、漸く私の順番となった。 と言う事は・・ 5分過ぎに受付嬢が私に言った言葉に対する対応は、単なる「その場凌ぎ」の返事だったようだ。 

 

まぁ、I士の前の患者に対する施術が何らかの理由で10分遅く始まったので、私の番が10分遅れる事を踏まえた上での返事でも無さそうである。 もしそうなら、「ムッ」となる。

 

   ――――――――――――――――――――

 

ま、それは置いといて、I士が声を掛けて来て、リハビリ室に行き、空いている台を探して、施術開始となった。 この3回、Y士の施術を受けていたので、ほぼ1ヶ月振りだ。

 

I士は、私の下半身の関節や筋肉、特にハムストリングのストレッチから始まり、続いて上半身のストレッチに移った。 そして、四つん這いになり、手脚を上げるトレーニングに移った時、彼が小声で言った。

 

   「固いですねぇ・・」

 

と。 そう言えば、Y士はその様なトレーニングは行わず、ひたすら背中で脊椎の両側を指圧していた。

 

   ――――――――――――――――――――

 

そして、彼が私の足首のマッサージを行っている時に、気付いて、

 

   「足が、浮腫んでません(か)?」

 

と訊いて来た。 私が、

 

   「えぇ・・」

 

と答えると、彼は、矢継ぎ早に質問を重ねた。